じゃん!
時折うちの写真とると写っているファイルサーバー。
まあいわゆる「でかいハードディスク」みたいな(笑)
気になるスペックは…
・CPU: Celeron 1.7GHz(100×17)/1core/L2 128k/TDP63.5W (NetBurst世代/Willamette/32bit)
・Memory: 1GB (DDR/PC-2100)
・Disk: SATAx11台 合計容量 約10TB
・DiskController: Silicon Image Sil3124 SATA3Gbps/4port PCI ×2 + PortMultiplier Sil3724 5port
・RAID-Controller: Linux/mdadm(ソフトウェアRAID)
・OS: Linux/Fedora Core 6 (Zod)
・Kernel: 2.6.22.1-maid-PMP-libata-tj-stable (超カスタムビルド)
こんな感じ。
CPUこそ弱いけどまだまだ、マザー周辺さえ壊れなければどこまでも使えそうな感じ?(笑)
一応データ吹っ飛ぶと怖いので半分くらいはmdadmでソフトウェアRAID(速度はいらない)にしてあって、あまり重要じゃないところはext3。
物理的には見ての通り、ホットスワップ(しないけど)ベイが10本と、OS用に128GBディスクが隠れてます(最下部)。
ちなみに、ソフトウェアRAIDを選択したのは、マザーやRAIDコントローラが壊れても、たとえ10年後でも他のLinuxに繋げばデータが読めるから。
たぶんこれ最強ですよ(笑)
唯一の不安はLinuxカーネルで。
Port Multiplier (PMP)で内部を繋いでいるのだけど、このマシンを作ったときはまだLinuxではPMPがメインラインには組み込まれていなかったので、ベータ版のlibata用パッチをカーネルに当てて、無理やり認識させてます。
最新のカーネルではPMP大丈夫なはずなんだけど、10TBものデータが読めなくなるかもしれないとなると、さすがにOS/カーネルアップグレードも躊躇するレベル(^-^;
となると必然的にOSが古くてパッチが当てにくいということで、CIFS(Samba)でWindowsファイル共有はしてるけど、サーバーにアクセスするための経路はセキュリティレベルがかなり高いです。
でも、これだけのものをどうやって冷却するのか?
というとこれ。↓
12cmの強力なFAN2基と、一応上部に8cmファンが1個。
もちろん5本ずつのホットスワップ・ベイの後ろにも9cmの高速FANがそれぞれ回っています。
ただ、強力12cmファン2個だけだと、吐き出す風量がとんでもなくて内部が低気圧になって大変なこと(主に騒音)になりまして(笑)
結局、上半分に巨大な穴をあけて、パンチ穴の「みずたまフィルタ」(みくりん用語)で吸気エリアを開放してあります。これですごい勢いでCPUやマザーボードが冷えます。
なので、さらにすごいことに、
「CPUがファンレス駆動」
です。
考えに考え抜いた設計、最強なんです。(自画自賛)
ちなみに穴あけは、アルミなので比較的容易ですが、電動ドリルや金物用ノコギリなどを駆使して、それはもう大変な時間をかけてやります。
たぶん、普通の自作PC屋には出来ないと思います。(笑)
良い子は真n(ry
さてさて、ここからはお掃除の図。
まずはホットスワップ・ベイから。
DISK抜いたらこんな感じ。
ブロワーでホコリを飛ばすと、基盤がぴかぴかしていて安心しました。すごくきれい。
焦げてたりすると、うぎゃー><ってなりますからね!(笑)
そして内部。
ケーブルをちゃんと結束してあるところもあって、自分らしいというか。
これがあるだけでメンテナンス性はぜんぜん違いますもん。
でも、DISK刺さってる本数のわりに内部は無駄なく配線してあって、空けた瞬間マザーの状態が比較的確認できる程度にはきれい。
見えにくいけど、電源の下の12×12cmのヒートシンクがファンレスなのがよく見るとわかります。
CPUのヒートシンクを掃除しようと上の電源を左へずらしたらちょっと配線がごちゃっとズレて残念な感じになってしまいました(笑)
(電源戻したら戻りましたw)
あ。右に映ってる銃みたいなやつはエアダスター。
最近手に入れてしまった超小型コンプレッサーにエアホースが繋がっていて、ガスボンベ式エアダスターの10倍ぐらいのパワーがあります。
15分くらいで一旦コンプレッサーが使えなくなるので省エネで清掃しないとだめ。
途中で止まったらそこから1時間単位で作業が出来ないwww
ラストは背面。
ほとんど全スロットが埋まっているんだけど、内部接続用なので背面はしょぼいPCにしか見えませんね。
今時電源が縦位置ってなんだよ!という(笑)
だけど、そこもこのマシンの省スペースに貢献していてすごいところなのです。(自画自s(ry
そうですね、12cmファンをメイン冷却に使っているおかげで騒音は36dBぐらいだと思います。
すっごい静かです。
業務用サーバーではありえませんね、絶対。
掃除したよ!といいながら、解説ばっかりでしたけど(笑)
思ったより汚れてなくて、今回ので中身もとってもきれいになったので良かったです。
再起動してもちゃんと動きました(笑)
古いとね、再起動さえ怖いですからねぇ。
さて、今日はこのへんで。
#先週のBBQの模様をブログに書きたいと思っているので、またそのときまで。
にゅんにゅん。