FUSE(Filesystem in Userspace)を使った、ZFSのLinux実装がある(現在β版)ことが判明。
http://www.wizy.org/wiki/ZFS_on_FUSE
LinuxカーネルへのZFS実装は、SunのCDDLライセンスに抵触するため不可能っぽい。
また、特許の問題もあるそうな。
詳しくは長文の英語の情報しかなかったので正しく理解できなかったものの、FUSE実装でパフォーマンスが出るようであれば、ZFSをLinuxでも十分に使えるだろう。
(特許は自己責任だが、FUSE経由ならカーネルのGPL/ZFSのCDDLライセンスには抵触しないらしい。)
今後の展開に期待したいところ。
詳しく知りたい方は「ZFS on FUSE」をキーワードに検索されたし。
ただ、そうはいっても単純にストレージの信頼性としてZFSを採用したいというニーズなら、iSCSI経由でSolarisサーバを直接採用するといった案も考えられる。
この場合、WindowsやMac OS XなどからもローカルストレージとしてZFSファイルシステム上の領域を使用できる。
ネットワーク経由で「ファイルサーバとして使う」のなら、いっそiSCSIでクライアントマシンからローカルストレージ風に用いるのも良い選択肢ではなかろうか。
GFSとiSCSIの組み合わせもあるので、iSCSIターゲットにSolaris/ZFSをそのまま用いるのは悪くないかもしれない。