最近こんぴゅーた関係のネタ率がふえてますねw
つまりそれはイベントとかあまり行けてないのですが。寂しい。
まあそれはさておき。
最近Firefoxのアップデートが速すぎてとても困っています。
1ヶ月に1回ぐらいアップデートしてないです?
せっかくInternetExplorerよりも安定して、標準にもちゃんと準拠して、いいブラウザになってきたのに、あまりのアップデートの速さにまわりが追いつけません。
最近はコンピュータシステムもブラウザで管理するものが増えていて、推奨がFirefoxになっているものの…アップデートかけたら動きがあやしい…なんてことも。
これではミッションクリティカルと呼ばれる、24時間365日連続稼動させたりするような基幹業務システムでは使えません。
かといってInternetExplorerに戻すとやっぱり動かない。
業務でChrome、Safari、Operaという選択肢は常識的に考えて「ありえない」ので、ちょっと古めのFirefoxを使い続けることになります。
でも、重大なセキュリティアップデートもあるわけで、とても厳しい状況になってきたなぁというのが実感としてあるわけですね。
また、速すぎるアップデートといえばLinuxカーネル。
2.4→2.6にようやく完全移行して、これも非常に安定したので、ミッションクリティカルなシステムでも使われ始めています。…ました。
何より商用UNIXは高価(特にハードが)なので、Linuxでいいやというシステムが増えていますし。
ディストリビューションの最大勢力はRedHatとSUSE。
SUSEはまあホストにも乗るものなので、安定性には定評があるというか。
それ以外は消去法でRedHatしか採用は難しいですけれどね。
でも、そんなLinuxもカーネルが3.xになったとたんに猛烈な勢いでメジャーアップデートする方針となり、ちょっとこれは厳しい情勢。
Androidごときと基幹システムの両方に採用されるLinuxですから、一時はAndroid系はメインラインに統合するかという議論もありました。
新しいけど不安定な要素をどんどん入れれば、そりゃあ使えないものになっていくのは火を見るより明らかですし。
そこを、どうプロジェクトで折り合いをつけていくのか、難しくも気になるところです。
まああれです、つまるところ、重要なシステムでは安定性が何より重要視されるので、セキュリティアップデートを諦めて安定を優先するか、ものすごい勢いでセキュリティアップデートを適用するための人件費を使うか。
あとはディストリビューションの方針で、メジャーアップデートを飛ばし飛ばし採用していって、ユーザ側はゆっくりで良いようにしてくれればなんとか…というところでしょうか。
でもこれだったら商用UNIXのほうがやっぱり安定していていいなぁ…ということになって、悲願(?)だった基幹業務へのLinux採用が実現してきても、またやっぱり捨てられて行く可能性があります。
挙句の果てにデスクトップもGnomeやKDEなんてタブレット端末向けUIになってしまい、どうにも使えたものではありません…。
まあだいたいGUIを使うシステムをLinuxなんかに乗せたくないですけれど。
(それでも乗せたいといわれていろいろ悩むわけですが…)
Windows Serverも2012はwin8と同じUIだし…笑うしかありませんね(苦笑)
サーバーコンソールもタッチパネルにしないといけないのでしょうか?
新しいものはいいと思うんだけど、安定性はやっぱり大切。
なぜかって、システムが不安定だと「人が」対応しなくちゃ行けなくて、トラブル対応だけで過負荷になって自殺する人とかでてくるわけです。冗談でなく。
私もそれで倒れた一人。自殺はしませんでしたが。
なので、あんまり超高速アップデートをするのは勘弁して欲しいなぁというところです。
今日はそんな話でした。
ちゃんちゃん。