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Solarisネットワーク設定。(ifconfig使わないよ)

ちょっとまたIP設定ではまったので整理。
そして自分に役立つものは他の人にも役立つかもしれない精神でこちらに(笑)

役に立ったら下のツイートボタンとか押して、コメントつぶやいていただけるとよろこびますww

以下は一応Solaris10のもの。
IPv6がらみとかで古/新しいverとか仕様が違うかもしれません。
今回はIPv4向け。

あと、UNIX分かってるけどSolarisだとどうなんだっけ?ぐらいの「それなりの方」向けですw

●大前提
Solarisでは最終的に恒久設定を決めるのは /etc/hostname.(if名) のファイルです。でした。
これがあるとSolarisちゃんが起動時にifをup/downしてくれましたよ。
うちだとたとえば /etc/hostname.bge0 とかずばり。

恒久設定には基本的に「ifconfigなんちゃらup」なんぞ使わないぐらいは当たり前ですね。
未設定でifconfig叩いてもSolarisではif名すらでてきませんし。
そういうサイト見て頑張っても再起動で全部まっしろなので、変な情報を参考にしないことw

●Solarisが認識しているif名を調べる。
# grep network /etc/path_to_inst
とするとNICがちゃんと認識されている(はず)ので、bgeが何番までとかを覚えておきましょ。
一時的に有効にしたいときは「# ifconfig bge0 plumb」するという手も。(逆はunplumb)

if名が分かれば設定ファイル名がめでたく決まります。
(蛇足: if名にはIPエイリアスもいけるっぽいです)

●その他詳細
一箇所でできないんだなぁ…めんどくさいです(笑)
無いファイルはばしばし作ります。(※パーミッションはセキュリティにあわせてね。)

・ホスト名
/etc/inet/hosts … Solarisでは/etc/hostsはリンクになってるので注意ですよね。
/etc/nodename … FQDNじゃなくてショートネームでいいみたい。1行でちょろっと記述。

・NICとIPアドレス
/etc/hostname.(if名) … 要はIP-NICの関連付けな感じ。ホスト名か直接IPアドレス1個書くといいみたい。(hostsと合わせましょう)
※「hostname」部分はそのまま文字で、ホスト名に変えたserver.bge2とかではなくhostname.bge2とかです。

・ドメイン名
/etc/defaultdomain … hogehoge.jpとかlocaldomainとか適当に1行で。

・デフォルトゲートウェイ
/etc/defaultrouter … ゲートウェイのIPアドレスを1行で。

・サブネットマスク
/etc/netmasks … (ネットワークアドレス)△(ネットマスク[ドット形式])のペアを1行で。
※いちおう断っておくけど△はスペース(とかタブ)ね(笑)

・DNSサーバー/ドメイン
/etc/resolv.conf … いつものやつ。

・名前解決順序
/etc/nsswitch.conf … この中の「hosts:」っていうところにありまする。
デフォルトでは「file dns」とある。逆にしたりできるみたい。ldapとかどうなんだろうか。

こんな感じです。
もしどこか間違ってたらごめんなさい。。

残りのNICはFT用に?するもよし、コンテナ(ゾーン)専用にphysicalに割り当てるもよし。
私はコンテナに物理NIC繋ぐの好きです。
あ、個人の好みはどうでもいいですか、そうですか(笑)

あとはMTUやらautoneg/full/halfとかですかね。
最近サボって指定してないので…必要になったらまた書きますw

ではっ